脱衣所をリフォームするときに忘れちゃいけないこと!
お風呂場の隣には当然、脱衣所があります。そして、脱衣所は洗面所を兼ねており、洗濯機も置かれるのが普通です。脱衣所をリフォームするときには、この洗濯機の位置が重要になります。なぜかわかりますか?
脱衣所をリフォームするときは、バスタブ→浴室ドア→洗濯機の距離を短く
最近の洗濯機には、ポンプが内蔵されており、付属品としてホースがついてきます。
そう。お風呂の残り湯を洗濯に使うためです。
お風呂には200リットル前後のお湯が張られていますが、みんなが入ったあとは、これだけのお湯を捨てることになります。なんとももったいない話です。
一方、洗濯機で洗濯をする際には、何度も洗濯層に水を満たし、捨てられられます。これも、結構な水を消費します。
この「もったいない」に目をつけたのが、『お風呂の残り湯を洗濯に使う』という考え方です。
そのために、洗濯機から伸びたホースを浴槽に入れ、自動でお湯をくみ上げる。最近の洗濯機は良くできています。
しかし、こんなに便利な機能をもった洗濯機を購入しても、バスタブまでの距離が遠いと、ホースが届かず、使うことができません。そういった残念な状況にがっかりしているお宅、結構多いようです。
そこで、せっかくお風呂場や脱衣所をリフォームするのであれば、この「ホースが届くか」問題をキチンと考えておくのが得策です。
例えば、我が家で使っている洗濯機のホースの長さは、5m弱。
メーカーやモデルによらず、コレくらいの長さが普通でしょう。
ユニットバスや、脱衣所のリフォームを依頼する時に、残り湯を洗濯に使用したいのであれば、必ずリフォーム業者にその旨を伝えましょう。
バスタブ→浴室ドア→洗濯機の距離が、このホース長さより短くなるように考えてもらうのです。
ユニットバスのバスタブの位置、ドアの位置と形状、洗濯機を置く位置といったことが関係します。
そのときに、今、自分が使っている洗濯機についてきたホースの長さと、(買い替えを想定して)最新の洗濯機数機種のホースの長さを合わせて伝えます。一般的なホースの長さを調べるのも、リフォーム業者にまかせても良いでしょう。
せっかく、高い費用を払って、脱衣所やお風呂のリフォームをするのですから、もれなくやりたいことを伝えて、満足度の高い完成を目指したいですね。